土木工事 施工事例
道路整備工事、舗装工事、
それに伴う付帯工事
まず、バックホーと言われるショベルカーを使ってアスファルトの下にある土を掘削します。不良土といわれる傷んだ土を1mほど掘ったあとは、良質土といわれる新しい土に入れ替えます。
再びバックホーを使って埋め戻した土を、ある程度敷き均します。
その後グレーダーという重機を使い、砕石を平らにしてローラで転圧します。これを行うことによって新しいアスファルトを敷き直すことができます。さらに、その過程で歩道と車道を明確に分ける作業も行っています。
現場で常に心がけていること
まずは安全第一の意識です。やはり、これが前提ですし、工事に携わる者としては当たり前ですけど、だからこそ強く認識しなければいけないのではないでしょうか。こういった部分から、信頼が生まれてきます。また、それ以外に特に意識していることは、近隣住民の方との関わり方です。道路というのは、住民の方にとっても生命線になるものですから、補修工事は絶対に必要です。しかし、同時に住民の方の日常生活にとって不便を生んでしまうこともあります。そのため、配慮は必要になってくるのではないでしょうか。挨拶回りに出向いて、回覧板などで周知することで、事前にご理解をいただくとともに、お互い持ちつ持たれつですから、良好な関係を築けるように意識しています。そういった地道な取り組みをしていくと、近隣住民の方が気にかけてくださり、「ありがとう」とお声がけいただくこともあります。そうやって見てくださる人がいる、誰かの生活の当たり前を担っていることが、仕事へのやりがいです。
港湾工事 施工事例
漁港物揚場改修工事
まず老朽化したコンクリートブロックの近くに足場を建設するために、牡蠣など身体を傷つけてしまうものを除去します。
その後、コンクリートブロックより少し低く足場を作ってから、傷んだ上部を大型重機で取り壊し、撤去します。潮に合わせて活動しないといけないため、撤去だけで2か月ほどかかってしまいます。
そこに新たな護岸の擁壁を建設し、塗装を行うと完成です。物置場として漁具や生活物資を置くところになります。コンクリートを海中に落とさないように気をつけながら、作業しています。